駐車場の設計
ドッグランに犬と一緒に来るには、当然車が必要になります。特に、うちのドッグランは電車では来れないような辺鄙なところにあるため、車は必須です。
今の状態では入り口付近とドッグランまでの畑の間の農道に車を停めるしかなく、今後の運営を考えると当然駐車場の整備は必要です。
そこで、何台車が停まれるようにするのか、どういう向きで停めさせるのかといったことを検討する必要があります。
駐車場は20台から25台停められるようにしたいのですが、今の駐車場予定地は幅17m長さ50mなので、この広さに効率よく車を停められるようにしないといけません。
1台の車に必要な幅と長さ
一般的な車のサイズということで、駐車場の設計は中型車サイズで検討します。ワンボックスや大型車については、停められなかったら農道もあるし、近所のおばちゃんが「いつでも停めていいよ〜」と言ってくれている土地があるので、そこに停めれば良いかなという安易な考え。
中型車のサイズは全幅1.7m全長4.7mです。
国土交通省の指針では、安全な駐車場のサイズは幅2.5m×長さ 6.0mということで、幅0.8m×長さ1.3m程度のゆとりを設ける必要があります。
さらに、その駐車スペースに車を旋回しながら停めるため、そのスペースを確保する必要があります。
うちの駐車場予定地の幅は17mあるので、片側に垂直に駐車させても旋回のスペースは十分あって、長さが50mなので50m÷2.5mだと20となるため、片側だけでも一応20台分は確保できます。
でも、犬を連れての車の乗り降りになるので、一般的な駐車場よりは一台分の駐車スペースの幅を広めにとりたいと思っています。
そこで1台分の幅を3mとすると16台しか停められません。
少し斜めに進入するようなするような停め方にするか、片側16台で反対側には縦列させるか、そこは検討中ですが、とりあえずは20台は停められそうです。
駐車場エリアの整地
地盤の改良
イメージが固まってきたところで、今度は実際にどうやって駐車場を作るのか。
うちのドッグランは、元々50年ほど前までは梨園で、土地全体はふわふわのとっても栄養豊富な土で覆われています。
畑にするには最高の土なのですが、駐車場にするとなると地表の地盤が弱く、雨が降ると車はスタックしてしまうという弱点が。。。
そこで、駐車場は地盤の改良と整地が必須です。
近所のおばちゃんの甥のAさんが、この辺りで活躍されている建設業をされていて、私が開拓地の近くに借りている家の大家さんでもあるので、その方に相談したところ、「ああ、これならこれくら土と砂利入れたらいいよ〜」とのことで、激安で土と砂利を入れてくださることになりました!
整地と砂利入れ
Aさんと立ち話でどんな感じの駐車場にしたいのか説明して、その場でAさんが「だったらこれくらいの土入れて、最初は奥の土地の聖地のために真ん中に道を作るために3m幅で砂利を入れるといいよ」ということで見積もりを出してくれました。
ゲ・キ・ヤ・ス!!!(激安)!!!
ありがとうございます、Aさん!!
まずは、100リューべの土と砂利を入れて、この後の作業がしやすいように整地していくことにしました。
それに向けて、準備をしようとしていたのですが、その日はタイムアップで作業終了。来週また続きをやらないとね〜と話していました。
が・・・
翌日、AさんからLINEが来て、現地での測量をしている写真が送られてきました。
そして、その翌日には、うちのゼルクちゃん(ユンボ(バックホー)に名前をつけてます)とは違う青いユンボが・・・
と思ったら、その後の写真で、駐車場予定地がきれいに整地されているし・・・
最後の写真では、土が入れてあって砂利が敷き詰められている写真が・・・
Aさん仕事早すぎです!!
私たちがやろうとしていた整地作業も込みで、全部やってくれました。しかもユンボ持ち込みで!
神ですよ!神!
その週末にドッグラン予定地に行ってみたら、本当にきれいに整地されて砂利が敷き詰められていました。
ありがとうございます!Aさん!
今後の駐車場の予定
まずは、駐車場予定地の真ん中に作業がしやすいように車が入れる道ができました。
この後は、駐車場予定地の奥の土地の整地を行います。
竹林だったところで、まだ竹の抜根が残っているので、この竹をやっつけて、奥まできれいにしていきます。
教会がまだ発見できていないのですが、境界のところまで竹林をやっつけたら、駐車場の奥に管理棟となるドームテントを建てるための地面を均して、その奥は、貸切キャンプ&ドッグランエリアにするために整備します。
そこまでできたら、今は駐車場の真ん中に3m幅でできている道の両側に砂利を入れて駐車場を完成させる予定です。