重機(ショベルカー)で笹と竹の伐採・抜根!竹や笹の土地を開拓する方法

笹・竹の除去・開拓方法 ドッグラン作り
笹・竹の除去・開拓方法
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レンタルした重機の搬入

今回はショベルカーを3日間レンタルすることにしました。借りたのは2台、新光重機さんと千葉リース工業さんです。

個人でも貸してくれる会社はいくつかありましたが、今回は上記の2社にお願いして3トンのショベルカーを借りました。

それぞれ9時半に現地搬入でのお願いで、両社とも時間より早く到着して待っていてくださいました。と言うか、1社はあまりに早くきすぎて私が到着していなかったので、しばらく時間を潰してもらい、細動約束の時間に来てもらいました。

現地に入るための道は、道幅が2.8mしかないため、重機を運んできた4トントラックででの搬入は非常に難しい。そのため、その道の手前で重機を下ろしてそこから自走して現地まで搬入します。

トラックから下ろすところまでは、それぞれの会社がやってくれるのですが、下ろした後は自力で持っていくしかありません。

そこで、1台は私よりも早く到着してくれていたツイッターで仲良くなった日々さんが重機のプロなのでカッコよく乗りこなして運んでくれました。なんとか無事に現地まで搬入できました。

※重機で公道を走るには免許が必要です。また重機自体も公道を走れるための登録が必要です。

土地の全体像を把握するために笹とツタを伐採

まだまだ刈払が終わっていない土地には、ツタに絡まった笹がジャングルのように生い茂っています。そこで、重機で笹を掻き分けるようにして掴み、手前に引きながらなぎ倒しながら伐採します。

うまくいけば根のあたりから抜けることもありますが、まあそういうことはほぼなく、上の笹の部分だけが千切れるような感じです。

ひたすらその作業を繰り返して、伐採した笹を横にどかして集めておきました。

刈払機の場合、刈ったところが土から出ていて歩きにくいのですが、重機で引き抜いた場合、キャタピラで踏み潰しているので、根元から折れていて足に刺さるようなことは少ないです。

キャタピラで踏み潰したところは、刈払機での伐採した後よりか歩きやすくなり、危険度は下がりました。

3日間の作業で全体の2/3くらいは進みました。まだ残りをなんとかしないといけないのですが、レンタル期間を延ばさないと無理でした。

伐採した後の笹の抜根

笹を一通りなぎ倒したのですが、見晴らしは良くなっても全く伐採にはなっておりません。

ここからひたすら抜根作業に入ります。

笹の場合、根の深さはだいたい50cmくらいと言われているのですが、うちの場合はそんなに生易しいものではありませんでした。

もともと畑で周りも全部畑なのですが、そのためか土がふかふかで根の深さは1mほどのところもありました。作業としては一旦なぎ倒した笹を地面から払って別の場所に移動させ、そこから土を掘り返して根を掘り起こし抜根、根を取り除いた土を埋め戻すという作業を1mの深さまで繰り返しました。

気を付けないといけないのが、もともと畑だったのでそこまで傾斜はないと思われる場所ですが、実際に作業を始めると不安定な場所が多く、かつ土が柔らかい分、雨が降ったりしたらぬかるんでしまいゴムキャタピラだと滑ってしまい危ないというところです。

とにかく抜根のために土を掘り起こす時には足場を綺麗にならしてから、安定した作業場所を確保して行うということを心がけました。

竹や笹の土地を開拓した時の反省

一番感じたことは、とにかく諦めずに丁寧に作業することが大事、ということです。

一般的なご家庭とかのお庭や、ちょっとした畑にするくらいの広さであれば、確実にその日のうちに処理できる範囲で刈払した後、その部分の抜根をしてしまい、抜根したところの地面をならす作業をワンセットとして繰り返していったほうが良いです。

先に刈払で竹や笹を刈ったとしても、時間が経つと新たな芽が出て来てしまうので、根を断つことが一番大事です。

かつ、一気に刈払をしてしまった場合、とにかく歩きにくくて怪我をする場合があります。時間をかけても良いのであれば、安全な1メートル切り(竹を枯らす方法の一つ)などの方法で枯らしていく方が安全です。

私の場合は、狭い土地ではなく3000坪ほどあるため、チマチマとやっていられないのと、土地の全貌が全くわからないという問題があったので、重機でいったん笹を倒したり、刈払で視界を広げたりして進めましたが、重機で倒したのは後から刈払ができなかったり、笹を除去するのも重機でやらないといけなくなってしまったので、一長一短というところです。

ある程度視界が広がったら、とにかく今できる範囲を確実に抜根してから次に進む、という作業をしたほうが効率が良いかなと思います。

 

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