どこから手をつければ良いのかわからない現状
写真を見ていただければ分かる通り、対象の土地に入ろうにも笹と雑木、ツタが絡まり合って、踏み入れる隙間もないくらいに鬱蒼と茂っています。
ここを綺麗なドッグランにしようなんて、誰が考えたんでしょうね・・・(私です)
本当にこの笹とツタの大群を綺麗に伐採してワンコの喜ぶような走り回れる土地に改良できるのだろうか?
と、土地を買ったは良いけど実際に開拓するとなると一瞬気が遠くなって魂が頭のてっぺんから抜けかけました。
必要な機材を揃えてみる
まずは、笹とツタの絡まった入り口から土地に足を踏み入れられるようにしたいと思い、ネットで色々な情報を漁りました。また、時を同じくして「開拓」というキーワードで世界のお友達と繋がって、ためになる情報を頂戴しました。
それらの情報から「50枚歯の刈払機」なるものが絶対に必要だと判断し、早速ネットでポチポチ。。。
東京の住宅街にあるマンションの1室に庭も畑もないのに「刈払機」を配送してくれたヤマト運輸のお兄さんは、当然、箱を見て怪訝そうな顔をしていました。こんなマンションでしかも庭もないようなところで「刈払機」つまり草刈機を配送しているんですからね。
購入した「刈払機」の詳細や選んだ理由、性能などについては、別の機会にご紹介できたらなと思います。(現時点未定です)
ネットでポチポチした刈払機はガソリン式のため、開拓地に行く前にホームセンターの大御所「ジョイフル本田・富里店」に行って2サイクルエンジン用の混合ガソリンも購入。
その他以下のようなものを持って開拓地にGO!
- 刈払機
- 2サイクル用混合ガソリン
- フェイスシールド&ゴーグル
- 軍手&作業着
- ナタ
- スコップ
- 金属の熊手(レーキというらしい)
- ゴミ袋
- 道具を入れておく大きなボックス
これくらいあれば良いかなーと思ってジョイフル本田でとりあえず買いあさった感じです。
実際にはこの程度では全然足りなくて、毎週のようにジョイフル本田に通うことになるのですが・・・
原生林に足を踏み入れてみる
足を踏み入れてみると行っても、入れるところがないので、まずはナタで周りの笹とツタをひたすら切る感じです。親の仇!と言わんばかりにナタを振り回して、とにかく入り込める場所を確保しました。
入ったは良いけれど、ツタが笹の上を全体的に覆っているせいで、上から笹とツタが覆いかぶさって来ます。
そして、夏場のため蚊が襲ってくる!!!プチパニック!
藪の中であれば当然虫が多いのはわかっている話ですが、虫嫌いの私としては、蚊が一斉に身体中に寄ってくるのを見ただけで卒倒しそうで逃げ出しました。
そもそも虫除けスプレーと蚊取り線香を用意していない時点で開拓の基本が欠如しているのですが、次回からは虫除けスプレーと蚊取り線香持参します。
開拓できるのか!?
襲って来る蚊にも負けずに、とりあえず刈払機で笹を刈ろうと思います。
が・・・
刈払機のエンジンがかからない。なぜ???
手順書をしっかり読んで、書いてある通りにエンジンを掛けようとしても、「プスン・・・プスン・・・」というだけで、全くかかる気配すらない。
YouTubeで刈払機のエンジンがかからない場合、というのを見たりして、確認すべきところを確認し、再度チャレンジしても結果は同じ。
「プスン・・・プスン・・・」
と言うばかり。
仕方がないので、近所に住む農家のTさんに助けてもらうことにしました。
その時間はちょうどTさんも休憩中だったようで、縁側にいらしたので事情を説明したら笑いながら
「どれ、このメーカーのは使ったことないからな〜」
と言いながら、テキパキとチョークをいじったりしてコイルを引きます。すると、さっきまで「プスン、プスン」といっていたエンジンが「ブルルル、ブルルル」と言い出しました。
そして、4回か5回繰り返したら「ブルン!ルルルルルルルル」とエンジンが掛かりました!
(なに?この違いって何?同じようにしていたんだけど)
と心の中で思いつつ、本当にTさんのことを尊敬の眼差しで見てしまいました!もちろんTさんはちょっと誇らしげ(笑)
お礼を言って、エンジンを切らないように暖機運転にした状態で開拓地に戻ります。
そこからは、エンジンを吹かして笹とツタとの格闘が開始。笹を根元から刈払機で刈っても、上に絡まっているツタが笹を持ち上げるだけでブラブラします。
上に絡まっているツタを(本来はそう言う使い方は間違えているのですが)刈払機で縦に動かして切っていき、絡まった笹とツタを力任せに引っ張って、なんとか払える感じです。
これだけ頑張っても全然進まない草刈り・・・。
4000坪近いこの土地、本当に開拓できるのだろうか・・・。(遠い目)
誰か、助けて〜!