山林バンクさんからの衝撃のお知らせが来た
契約書を差し替えるということで、いつにしようかとお電話をしたところ、辰巳さんから衝撃の告白が!?
そう、タイトルの通り買ったはずの土地の場所も広さもだいぶ違っていたんです!
詳しくは前回の「山林バンクさんとの契約・・・できないの!?!?(その2)」こちらをお読み下さい。
「え?」
ってなりますよね。
で、詳しく話を聞いてみると、以下のような感じでした。
- 売主さんが同じエリアに非常に多くの土地をお持ちで登記簿を確認したら聞いていた場所ではなかった。
- 売買契約しようとしていたエリアは道を挟んで左右に分断されている。
- 道を挟んで左側は条件の通り接道しているが右側は接していない。
- 道を挟んで左側は1300坪程度、右側は1700坪程度と当初の2,100坪よりは広くなる。
- 道に水道が通っているとのことだったが実際には無かった。
契約をしようとして問題があったときに、辰巳さんの方から「ホームページ記載内容と差異があった場合は返金・減額等、買主の希望に沿った対応をする」との覚書もいただいており、実際に辰巳さんはこのような状況になったことを非常に申し訳なく思っていらっしゃるようで、「とにかく責任を持って対応いたします」とおっしゃっているので、なんとかしてもらう方向で検討しています。
なんでこんなミスが起きた?
辰巳さんは、言い訳など一切されず、「本当に申し訳ないです。とにかく責任を持ってやりますから」とおっしゃっていました。
で、話をしている中でだんだんわかってきたことですが、今回の案件は売主様は、同じエリアに小さく別れて登記された土地をたくさんお持ちのようで、売主様が思っていた場所が実際の場所違った上、そのことを調査員の方が登記簿をきちんとマッピングできなかったのかな?
という印象です。
さらに問題がわかりにくかったのは、このエリアの土地は売主様のご先祖様が小作農の方々に土地を譲ったのですが、当時の小作農には苗字がなかったために、自分の名字を使わせていたため、苗字が同じ登記が非常に多くてわかりにくい、ということもあったようです。
山林売買での問題点色々
山林売買では、一般の不動産の売買では起こらないような問題が起こることがあります。
今回の件で、山林売買の難しさを知りました。
今回は、売主様が思っていた土地の場所と実際の登記簿上の場所が違っていたというところですが、このような思い込みによる問題はよくあることだそうです。
まあ、宅地でもここまでがウチの土地だと思っていても、親から言われてそう思っていただけで、実際は違ったということもあります。
山林の場合、よくあるのが山の尾根を境にしたり、川や大きな岩、樹齢何百年というような樹木を目印に境界を決めることが多いです。
とはいえ、売買の前にはしっかり境界を確認しておいたり、地図上で登記簿の場所があっているかを確認することが重要だなということを痛感しました。
ということで、まだまだ契約までには時間がかかりそうです。