渋谷スクランブルスクエアでリアルファーストコンタクト
暖冬と言われる冬の12月某日、山林バンクの辰巳さんに初めてお会いしました。
電話で契約の日取りを決めて、場所も時間も私の都合に合わせますとおっしゃってくださったので、渋谷の2019年最新オシャレスポットであるスクランブルスクエアで待ち合わせ。
正面のエスカレーターのあたりで電話をかけると、小さめのキャリーを持った長身でスラっとした渋い男性が電話に出たのが目の前に見えました。
そう、ホームページで見たままの山林バンクの辰巳さんが目の前に!
お互いに初めましてとご挨拶をして、人混みの中スクランブルスクエアの上階にある和風のカフェに行きました。
少し時間をずらしてはいたのですが、やっぱり渋谷でも出来たばかりのビルのため、若い男女がひしめき合う中、ダンディな辰巳さんと私はちょっと浮いた存在・・・ま、仕方ないよね。年齢的に厳しかったかも!?
早速契約の話
お店が混んでいたため、しばし順番待ち。
その間も、市街化調整区域だと思っていた土地が実は違ったというネタで辰巳さんは非常に丁寧に何度も謝っていらっしゃいました(笑)
16年間この業界で山林売買に携わっていて、このような間違いは初めてとのこと・・・まあ、焦るよね。
他にも山林売買で必要な書類や、過去の物件で面白かった話など、待っている間も面白い話を色々として頂き、また心配している境界確定方法や近隣の方々との交渉の仕方についても教えて頂きました。
そして、席に案内して貰ってからいざ契約!
というところで、辰巳さんから言われたのが、
「すみません、移動中に契約書を製本するつもりだったのですが時間がなくて、今ここで製本するので少々お待ちいただけますか?」
おおっと!ここで製本できる!?大丈夫!?と思ったものの、印刷は全て終わっていて、本当に製本テープで製本するところだけだったので、その場で契約書作成・・・・
この辺りから、山林バンク辰巳さんがどれだけ忙しいのかちょっとわかります。
で、契約書を製本して貰って、内容の確認です。
私自身も極小株式会社を経営しているので、契約書についてはしょっちゅう作成したり交わしたりしているので、確認ポイントなどは抑えているつもり・・・
でしたが、今回契約した土地は登記が非常に複雑で、一筆(土地の登記の単位)が大小バラバラな上、数も物凄く多い。
対象の土地について複数記載されているものの、実際には他にもたくさんあって、ホームページに記載のあった土地よりも広くなりそう!とのこと。
「え?広くなる・・・???」
普通に考えたら???ってなりませんか?
だって、私が欲しいと思って「買いまーす」といった土地は2100坪ほどの土地だったのですが、金額についてはすでに合意済み。
その土地を購入しようと思ったら、突然「もっと広くなりそう」って言われるんですからね。
普段の山林売買は辰巳さんご自身が現地まで足を運んで、登記の情報も入手した上で対応されるのですが、今回の土地は、どうも辰巳さんの下で手足となって動いてくださる方がいて、その調査員の方が売主さんからの情報や登記情報の入手をされていたようです。
そこで、ちょっとしたミスがあったようで「思っていたよりも広くなりそう!」という棚からぼた餅状態になっているようでした。
とはいえ、とりあえず契約はしないといけないので、この日は確定している登記の情報を明記し、さらに追加の土地情報は、新たに契約書を作り直して夜もう一度お会いしてかわしましょう、ということになりました。
山林売買ってこんな感じなの???
と思いつつ、とりあえずその日の夜は、私の自宅近くまでお越し頂く約束をして、契約書といくつかの書類を頂き別れました。
契約当日の夜
渋谷で辰巳さんにお会いした日の夜・・・
自宅近くのカフェで再度辰巳さんとお会いしました。
この時はちゃんと製本された契約書をお持ち頂き、雑談しながら契約書の確認をしていたのですが、
「!?!?!?!?」
しょっぱなから???がいっぱい着きました。なぜなら・・・
契約者名がちっがーーーう!辰巳さーーーん!(笑)
土地などの他の情報はあっているのに、甲乙の乙、つまり私の所の名前が違っているんですもん、驚きますよね!
「た、辰巳さん・・・これ。この名前・・・」
「あ!!!(汗)す、すみません、なんででしょう!今さっきコンビニでプリントしたんですけど、その時確認したのに!!!いや、もう、本当にすみません!!!(大汗)」
まあ、私もビックリしたけど、当の辰巳さんはもーーーーっと大汗かいて焦っていました(笑)
私もね、仕事上大事な契約ですから、普通だとこんな契約できない所なんですけど、それまでに話していて辰巳さんの人となりを理解できていたので、「辰巳さんってほんっとに忙しいんだな」と思うくらいで責める気持ちとか一切起きないんですよね。
まあ、本日はとりあえず正式版は契約できないので、改めてということになりました。
ただ、聞いていたらやっぱり実際の土地はもっと広くなるということで、別に念書を作ってくださっておりました。
それにはホームページに記載されている土地の広さや条件より実際の土地が悪かった場合は、減額やキャンセルなど、こちらの条件を受け入れる対応をしてくださるということでした。
なので、特に心配はしておりませんし、何より辰巳さんの真面目さや正直なところはよくよく理解出来るので、契約書の不備については、そんなに心配はしませんでした。
ということで、山林バンクの辰巳さんとのファーストコンタクトはかなり予想とは違ったものとなりました(笑)
さてさて、次回はどんな面白いことが起きるんだろう???乞うご期待!(裏切らないぜ!)